当館スタッフが神戸市北区広陵町自治会の文化祭に参加致しました。
2017年11月3日(文化の日)、神戸市北区広陵町自治会の文化祭に当館スタッフとカンボディア人留学生4名が参加致しました。
同自治会は1970年の大阪万博にて使用されたカンボディアパビリオンを自治会集会所として使用されている非常に珍しく、大変貴重な場所です。
今年は長年、保存修復活動をなされていた同自治会会長の田中様の努力が実り、10月より修復工事が行われている状況での文化祭開催となりました。修復工事にはパビリオンの見どころの一つである屋根瓦の交換も行われ、5600枚以上の新しい瓦が張り替えられました。
この修復工事により、次の50年後を考え、その時には市の重要文化財となり、カンボディアとの絆および更なる友好を築くためのものとして、後世に残していきたいと同自治会会長より挨拶の言葉を頂戴致しました。
文化祭では去年よりも多くの参加者が足を運び、近隣住民の皆様の手芸作品、絵画や写真、子供たちの絵、カンボディア・クックマ孤児院の生徒さんが描かれた絵など、たくさんの作品が展示されました。また神戸市北区区役所の大寺区長も出席なされ、カンボディアの留学生と交流を深められました。
当館も今後とも広陵町自治会の田中自治会長及び皆様と共にカンボディアとの更なる友好関係を築くために協力させて頂きたいと思います。
On 3rd Nov 2017, Cambodian students and the staff of Honorary Consulate of the kingdom of Cambodia in Osaka attended the Cultural Festival at Koryo-Cho, Kobe.
This year, the renovation work of Cambodia Pavilion finally started as Mr. Tanaka who is a president of residents’ association contributed on this renovation activity.
There are many attendants that last year, people enjoyed several exhibits and tea ceremony activity, Cambodian students also enjoyed with the residents around here.
To maintain this Cambodia Pavilion (Koryo-cho autonomous society’s meeting place), we honorary consulate of the kingdom of Cambodia in Osaka will work and cooperate with this autonomous society and Mr. Tanaka for future friendship with Cambodia.
(修復中のカンボディアパビリオン、Cambodia Pavilion, under renovation)
(修復中のカンボディアパビリオン、Cambodia Pavilion, under renovation)
(左:クックマ孤児院の生徒さんからの絵)
(Left: Paintings from the students of Cambodian orphanage)
(右:広陵自治会住民の作品)
(Right: the art works of the residents of Koryo-cho)
(カンボディア人留学生、田中自治会長と当館スタッフ)
(Cambodian students, Mr. Tanaka, president of residents’ association of Koryo-cho, staff of Honorary Consulate of the Kingdom of Cambodia in Osaka)