SEA Games 2023 競技大会・ブレイクダンス競技のカンボジア代表候補選手が来館されました

2023年1月27日(金)、第32回「東南アジア競技大会・Southeast Asian (SEA) Games」のブレイクダンス競技種目のカンボジア代表候補選手2名(男性)が来館されました。また、代表候補選手とともに、ブレイクダンス代表チームの監督の金城 隼人様、D.O.D.株式会社の代表取締役の岩花 玄様、そして、株式会社21インコーポレーションの亀井 将人様と元木 真梨子様が来館されました。

 

カンボジアのブレイクダンス代表候補選手は、今回大阪・関西で強化合宿に参加されるために、来日されました。これを機会に、皆様が来館され、当館の山田名誉領事とご挨拶・面談を行われました。

(L – R)元木様、金城様、岩花様、山田名誉領事、カンボジア代表候補選手2名、亀井様

D.O.D.株式会社は、2005年に代表取締役の岩花様によって設立されました。本社は、兵庫県伊丹市にあり、日本国内でダンススクールやイベント、クリエイティブ等の事業を行う会社です。また、岩花様は、以前カンボジアで小学校を建設されたことで、カンボジアのオリンピック委員会との交流が始まったそうです。このようなご縁があり、カンボジアでさらにブレイクダンスの競技レベルを向上させるために、D.O.D.株式会社は、「カンボジアダンススポーツ協会・Cambodia Dance-sport Federation(CDF)」と締結をし、カンボジアのブレイクダンサーの育成に支援を始めているのです。

 

そして、今年の5月にプノンペンで開催予定のSEA Games競技大会で、メダルを獲得できるブレイクダンス選手を育成するために、D.O.D.株式会社は、カンボジアに日本人コーチを派遣し、トレーニングを始めていました。また、トレーニングは、カンボジア国内だけでなく、今月からカンボジアのブレイクダンス代表候補選手4名(男性3名・女性1名)が来日され、大阪・関西で3か月間の強化合宿が実施される予定です。

 

ちなみに、ブレイクダンスの競技は、2019年にフィリピンで開催されたSEA Games競技大会で初めて実施されました。

 

今回はカンボジアのブレイクダンス代表候補選手の背景やトレーニング経緯などについて詳しいお話を伺うことができ、当館山田名誉領事は、大変感銘をうけました。当館といたしまして、今後とも、カンボジのアブレイクダンス代表候補選手のご活躍を応援させていただきたく存じます。そして、今年のSEA Games 2023競技大会で、メダルを獲得できる、優秀なカンボジアブレイクダンス選手の出場ができますよう祈念いたしております。