カンボジア産カシューナッツ加工事業を展開するTop Planning JAPAN社が来館されました

(写真左から:桝田様、岩倉様、山田名誉領事、村山様)

2021年7月15日(木)、株式会社トッププランニングJAPANの代表取締役 村山 哲生様が、ビジネスパートナー(株式会社水光土・代表取締役 岩倉様、株式会社オフィステーマパーク・代表取締役社長 桝田様)2名様とともに来館されました。

 

村山様から当館の山田名誉領事に、自社のカンボジア産カシューナッツ加工事業や今後の日本への出荷計画についてご説明がありました。

 

建築が事業の柱であるトッププランニングJAPANは、2019年に国際協力機構(JICA)の中小企業支援事業として、カンボジアでカシューナッツの加工工場の建設に向け現地で事業化調査を行いました。調査の過程で、コンポントム州にある「マダム・ライホン」のカシューナッツ工場と巡り合ったそうです。その後、カンボジア農水省のベイン・サコン大臣からの支援を得て、「マダム・ライホン」と提携することになりました。「マダム・ライホン」のカシューナッツの美味しさを更に引き出すため、新しく建設された加工工場で、日本の加工技術や食品衛生技術などが活用されています。

 

また、トッププランニングJAPAN社は、カンボジアのカシューナッツ協会「Cashew Nut Association of Cambodia (CAC)」からカシューナッツの日本への輸出の促進を目的とし、昨年の12月に日本支部に任命され、あらゆる業務における代行権を授与されています。

 

今年の5月には待望の「マダム・ライホン」カシューナッツがカンボジアから初出荷され、6月に日本に到着しました。カンボジアから届いた「マダム・ライホン」のカシューナッツは、既に日本各地のホテルや飲食店に提供されており、スイーツや料理などに使用され、大変高い評価を得ているそうです。

 

村山様から当館も「マダム・ライホン」のカシューナッツをお土産として頂きました。「マダム・ライホン」のカシューナッツはとても大粒なのですが、サックリと柔らかな食感で、一粒口に含むと独特の甘さが口に広がります。カシューナッツって、こんなに美味しかったんですね!


参考文献・Reference(s):

  • Khmer Times, “Cashew Nuts Bound For Japan”, by Chea Vanyuth, 8 June 2021, https://www.khmertimeskh.com/50870058/cashew-nuts-bound-for-japan/
  • Khmer Post Asia, “Japan To Open For Cashew Nuts From Cambodia”, by Thong Sotha, 8 June 2021, https://en.khmerpostasia.com/2021/06/08/japan-to-open-for-cashew-nuts-from-cambodia/
  • トッププランニングJAPAN, https://www.tpjp.co.jp/
  • カンボジアカシューナッツ協会 Cashew Nut Association of Cambodia (CAC), https://cac-official.org/