プノンペン首都~カンダール州除き、カンボジア国内移動規制を解除

2021年4月25日(日)、カンボジア政府は、4月7日に発効した「国内移動規制及び全国の観光施設閉鎖」を解除することを発表しました。しかし、プノンペン首都とカンダール州からは、引き続き他州への移動が禁止されています。

 

また、プノンペン首都とカンダール州のロックダウン【当初期間:4月15日(木)~28日(水)】は、5月5日(水)まで延長されることになりました。

 

同時にカンボジア政府は、プノンペン都内とカンダール州内において、新型コロナウイルス感染状況の深刻度により、3つのカラーゾーンに区分するシステムを導入しました。「赤色ゾーン」は、感染状況が非常に深刻、「オレンジ色ゾーン」はやや深刻、「黄色ゾーン」は深刻度が低いことを表します。赤色ゾーンの在住者は、不要不急の外出は一切禁止となります。緊急医療を受ける必要がある方、または、医療関係者や軍兵関係者などのエッセンシャルワーカーは例外となっています。

 

カンボジアでは、今年2月20日に発生した市中感染事件を原因とする感染者数が、昨日で10,000人を越えました。「感染者数:10,555人、死亡者数:79人(4月27日時点)」。

今後も厳しい規制が続くことが予想されます。ビジネスで渡航される方は、在カンボジア日本大使館(https://www.kh.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html)、もしくはカンボジア日本人会(http://www.jacam.cc/)からの情報をご確認ください。

 


参考文献:

  • Khmer Times, “PM Lifts Travel Ban And Reopens Closed Tourism Destinations Nationwide”, Tith Kongnov, 25 April 2021, https://www.khmertimeskh.com/50845130/pm-lifts-travel-ban-and-reopens-closed-tourism-destinations-nationwide/
  • Khmer Times, “Lockdown Extended Three Zone System Introduced According to Severity of Virus”, Tith Kongnov, 27 April 2021, https://www.khmertimeskh.com/50845936/lockdown-extended-three-zone-system-introduced-according-to-severity-of-virus/