カンボジア王国はインドシナ半島の中央に位置し、ベトナム、タイ、ラオスに接している東南アジアの国です。近隣の国とは陸続きですが国民の90%以上がクメール民族です。気候は熱帯モンスーンに属し、季節は雨季(5月~10月)と乾季(11月~4月)に分かれ、最も暑い4月~5月には、平均気温は30度以上になり、日中は40度に達することもあります。 世界文化遺産に登録されたアンコールの巨大遺跡群は9~15世紀に栄華を極めたアンコール王朝の繁栄ぶりを物語り、カンボジアが世界に誇る歴史遺産です。中でも美しい造形美とミステリアスな謎を秘めたアンコール・ワットは、アンコール遺跡の集大成とされ、2018年には世界各地から訪問する入国者数が620万人となりました。アンコール遺跡観光の基点となる都市シェムリアップ(Siem Reap)には、高級ホテルからゲストハウスまで、バラエティ豊かな宿泊施設が整備されています。我が国も在シェムリアップ領事事務所を開設し、在留邦人及び邦人旅行者のための業務を行っています。
国名 | カンボジア王国 |
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面積 | 18万1035km2 (日本の約半分) |
言語 | クメール語(カンボジア語) |
人口 | 約1630万人(2018年) |
首都 | プノンペン Phnom Penh |
政体 | 立憲君主制 |
国王 | ノロドム・シハモニ国王 Norodom Sihamoni |
首相 | フン・セン Hun Sen |
主な宗教 | 仏教 |
通貨 | リエル 1USドル=約4,000リエル (100リエル=約3円) |
電圧 | 220V、50Hz |
一人あたりGDP | 1,485US$(2018年) |
平均寿命 | 69歳(2018年) |
安全な水を使える人口 | 76%(2016年) |
穀物自給率 | 108%(2017年) |
CO²排出量 | 1,076万トン(2017年) |
カンボジア在留邦人数 | 3,518人(2018年) |
在日カンボジア人数 | 11,210人(2018年) |
※カンボジア政府、IМF等国際期間、日本政府発表数値を参照